工場勤務をしているけれど周りからバカにされます。どうせ給料低いとか、誰でもできるとか言われて辛いです。なぜ工場勤務はこんなにも見下されるのでしょう。
工場勤務は、未経験オッケー学歴不問のところが多いため、イメージ的に見下されるポイントが多いです。
10年工場勤務をしてきた筆者も、初めて職業を明かす人には言いにくいし、確かに見下されてもしょうがないと思うポイントはたくさんありますよ。
そこで本記事では、工場勤務が見下される原因とその対処法をご紹介します。
現状工場勤務でバカにされている人や、これから工場勤務を検討している人は参考にして下さい。
Contents
工場勤務が見下される7つの原因
工場勤務が見下される主な原因は、以下の7つです。
- 誰でもできる
- 肉体労働
- 学歴や経験が必要ない
- 変な人が多い
- パートがメイン
- 低学歴だと思われる
- 3k(きつい・汚い・危険)のイメージがある
順番に解説します。
誰でもできる
工場勤務は誰でもできるイメージがありますが、事実です。
工場は主にライン作業がメインとなり、単調な仕事です。
そのため、手先の器用な人なら入ったその日に問題なくこなせてしまうことも。
もちろん、役職者がやるような仕事で難しいものもありますが、基本的には単純作業で誰でもできます。
肉体労働
肉体労働とオフィスワークだと、どうしても肉体労働のほうが見下されやすくなります。
なぜなら、おじいちゃんになっても肉体労働をしなくてはいけなくて、頭を使った仕事はほぼしないから。
スーツでビシッと決まっている人よりも、私服出勤でダラッとしている人のほうが見下されるのは仕方のないことです。
学歴や経験が必要ない
工場勤務のほとんどは、学歴や経験が必要ありません。
たとえばフォークリフトの運転する人や、開発する人とかの募集だったら資格や学歴は必須です。
しかし、工場内作業の作業員でしたら、学歴も経験も全くいらずに働くことができるため、周りからは誰でも働けるところと見下されてしまいます。
変な人が多い
工場勤務は変な人が多いです。
筆者も10年間働いてきましたが、ヤバい人は山ほど見てきました。
友達に話したら話盛ってると言われて信じてもらえなかった程です。
ちなみに、工場勤務の頭おかしい人に関して気になる人は、以下の記事を参考にして下さい。
『食品工場は頭おかしい人多い?10年の工場勤務でわかったこと』
パートがメイン
工場勤務はパートが8割位のところも少なくありません。
パートが多いと、どうしてもメインがパートというイメージをもたれてしまい、そんなところで働く社員はだめだと思われてしまうことも多いです。
なぜなら、社員だけでビシビシ働く会社よりもだらけていると思われてしまうから。
同じような理由で、飲食店なんかも見下されやすいですよ。
低学歴だと思われる
工場勤務は低学歴だと思われがちです。
なぜなら、経験も学歴も不問だから。
そのため、実際工場で働いている人は、学歴が全然ない人が多いです。
また、上に登るのなら良いですが、大卒で作業員として働いているのは非常にもったいないですよ。
3k(きつい・汚い・危険)のイメージがある
工場勤務では、3kのイメージが強いです。実際のところは、昔に比べたらかなりマシになっているというのが現状です。
ただし、立ち仕事はきついしカビ生えてる会社や匂いがつく会社も多いし一歩間違えれば骨折や切断の恐れがあるのは事実です。
工場で指を失ったなんて人は何人も見てきたので、特に危険に関してはあまり変わっていないと言えるでしょう。
工場勤務が見下される場合の3つの対処法
工場勤務が見下される場合は、以下の3つの対処法を試してみて下さい。
- 副業をする
- 誰もが知ってるような工場で勤務
- 工場勤務以外に転職
副業をする
副業をしても工場勤務なんだから見下されるだろうと思う人は多いです。
しかし、工場勤務をしながら副業で20万稼いでいたらどうでしょうか。
筆者は工場勤務時代に副業で20万以上稼いでいて、逆に周りからは羨ましがられることが多かったです。
もし副業が気になる人は、クラウドワークスなどのプラットフォームがあるので、自分にあった仕事を探してみて下さい。
ただし、副業は初月から20万等は到底不可能です。
努力と時間を費やして早くても半年はつらい思いをするということを覚えておきましょう。
誰もが知ってるような工場で勤務
誰もが知っているような工場で働くことで、バカにされる可能性を下げることができます。
たとえば、日清やトヨタなど、誰でも知っているところなら周りの印象も良いですよね。
でも、中には所詮工場勤務でしょと思う人も少なくありません。
工場勤務以外に転職
工場勤務が見下されて嫌なら工場勤務以外に転職するというのはとてもシンプルな答えです。
そもそも、見下されながら仕事をしていて気分も悪いことでしょう。
もしかしたらあなたは、自分には工場勤務くらいしかできないからと思っているかもしれませんが、それは大きな間違いです。
実際、工場勤務しかしてこなかった筆者も、32歳で営業に挑戦しています。
向いてないものだけは避けて探してみることで、意外と工場勤務以外の転職先は見付かるものです。
もし転職活動に少しでも興味がある方は、無料で相談できる「マイナビエージェント」についてまとめた下にある記事もご覧ください。
『【実体験あり】マイナビエージェントの評判や口コミを紹介!』
また、転職エージェントに相談する前に、自分にどんな職業が向いているかなどをご自身で調べてみたい方はミイダスという転職サイトがおすすめです。
ミイダスは全国各地に様々な職種の案件を取り扱っており、その数なんと32万件。
あたると評判の年収がわかる市場価値診断や、あなたの仕事の方向性がわかるコンピテンシー診断などもあるので、まずは診断をしてみるだけでもおすすめですよ。
ミイダスの詳細が気になる人は、下記の記事もご覧ください。
『【実体験】ミイダスは安全か?選ばれてる理由や口コミも紹介』
工場勤務を避けたほうが良い人3選
ここでは、工場勤務をするのを避けたほうが良い人の特徴をご紹介します。
具体的には以下のとおりです。
- プライドが高い人
- 単調な作業が嫌いな人
- キャリアを積みたい人
プライドが高い人
プライドが高い人には工場勤務は向いてません。
なぜなら、見下されるのが非常にストレスになるからです。
たとえあなたが仕事を頑張っていても、工場勤務というだけで見下されていれば、自尊心が傷つけられストレスで辞めたくなります。
単調な作業が嫌いな人
単調な作業が苦手だったり苦痛だったりする人は、工場勤務には向いていません。
昇格すれば単調なライン作業に入ることはほとんど無くなりますが、最初の1年くらいはどうしても同じことの繰り返しです。
社員や派遣で入ってきた多くの人は、単調な作業に耐えきれずに1ヶ月もせず辞めてしまう人も少なくないほどです。
キャリアを積みたい人
工場勤務では、残念ながらキャリアを積むことはできません。
たとえば今の仕事で昇格してマネジメントをした場合、マネジメントのスキルは身につくでしょう。
しかし、それが転職の際にお金に反映されるかは別です。
筆者は8年間食品工場でマネジメントをしたあと、同じく食品工場に転職しましたが年収が100万も下がってしまいました。
実力をいくらつけても給料に反映されないのは、工場勤務の大きなデメリットです。
まとめ
今回のまとめです。
工場勤務をしていると、必ずと言っていいほど見下してくる人というのは存在します。
それらを気にしないであなたはあなたの仕事をやるのも良いかもしれません。
ただ、筆者の経験上は見下されるかどうかに関係なく、工場勤務の将来性というものに疑問が隠せずに転職しました。
あなたも、他の仕事をしてみたいと言う気持ちが少しでもあるなら今すぐにでも行動を起こして下さい。
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