工場勤務をしていますが、メンタルが限界です。これからどうすれば良いですか?
工場勤務ってストレスたまらなそうなイメージですけど、実際にはストレスの塊みたいなところも多いです。
結論、工場勤務でメンタルが限界だと、最悪うつ病になって一生後悔する可能性もあるので、今すぐ解決しなければなりません。
本記事では、工場勤務歴10年でうつびょうも経験ある筆者が、メンタルが限界な場合の症状と解決策をご紹介します。
現在工場勤務でなんかモヤモヤしている人やつらい人は、ぜひ参考にして下さい。
Contents
工場勤務でうつ病になる理由
工場勤務でうつ病になる理由で主に多いのは、以下のようなものです。
- 人間関係に疲れる
- 責任が重い
- 残業や休日出勤が多い
- 常に気を張っている
- プライベートでも仕事のことを考えてしまう
人間関係に疲れる
工場勤務はイメージに比べると、圧倒的にコミュニケーション能力が必要になります。
特に社員で入社した場合は、どうしてもパートや派遣とのコミュニケーションをとって指示を出さなければなりません。
時には、指示を出したことにより揉めることもあるでしょう。筆者も特におばさんの相手をするのはかなりのストレスでした。
ちなみに工場勤務のおばさんに関しては、以下の記事を参考にして下さい。
責任が重い
ライン作業でぼーっと仕事をして、時間になったら帰れる。そんなのは幻想です。
なぜなら、工場勤務では単純作業こそ多いけどミスが許されないからです。
1つの小さなミスが原因で、その日の生産が全てダメになるなんてこともあり得ます。
仕事への責任が重いことから、大きなプレッシャーを感じて辛くなってしまう人は少なくありません。
残業や休日出勤が多い
企業によりますが、休日出勤や残業が当たり前のようにある工場が存在します。
OEMとよばれる、仕入先がある仕事の場合、無理を言われても対応しなければならないことが多いです。
無理な対応をした結果、定時では終わることができず残業になったり、それでも足りなければ休日出勤をすることになりかねません。
筆者も2年以上にわたり、毎日残業3時間、毎週土曜日出勤で振替なしという時期には、さすがに転職を考えました。
常に気を張っている
先ほどもお伝えしたように、工場勤務ではミスが許されません。
自分の仕事だけではなく、自分の現場のパートや派遣のミスもです。
人の働きまで常に気にしないといけないというのは、気を張った状態になりますよね。
いつまでも気を張っていると、精神的に疲れてしまいます。
プライベートでも仕事のことを考えてしまう
工場勤務って仕事が終わったら基本的にはあまり仕事のことを考えなくて良いのですが、人によっては常に考えてしまうこともあります。
たとえば、明日の生産予定や人員などが良い例です。
うまく生産ができるのかと不安になり、寝る前まで仕事のことで頭がいっぱいという人もいますよ。
工場勤務でうつ病のときに出る症状
工場勤務で働いていて、うつ病のときに出る症状は以下のとおりです。
- 寝付きの悪さや不眠になる
- イライラしやすくなる
- 遅刻や休みが増える
- 全てにおいて否定的になる
- 仕事に行こうとすると具合が悪くなる
- 職場の人と関わると具合が悪くなる
- 常に辞めたいと考えている
寝付きの悪さや不眠症になる
ストレスが溜まりすぎると、眠くても眠れないという状態に陥ります。
なんかソワソワしたり、心拍数が上がったりなどして眠れない人は要注意。
精神的に不安定になっている証拠ですよ。
イライラしやすくなる
筆者もそうでしたが、メンタルが限界に近付くととにかくイライラします。
なにもなくてもイライラするし、人と話してるだけでムカついてきます。
なにを話してもイライラするという人は、限界なサインだと思って下さい。
遅刻や休みが増える
精神的にきつくなってくると、休みや遅刻が増えます。
ほんとうに働きたくないというのが、全面に出ている状態ですね。
全てにおいて否定的になる
誰かの発言が正しい間違っているに関係なく、心のなかで否定しまっている人は、精神的に限界が近いです。
否定的になるということは、あなたが仕事のすべてを拒んでいる状態です。
なにが正しいのか、間違っているのかも区別がつかない状態になるでしょう。
仕事に行こうとすると具合が悪くなる
仕事に行こう、もしくは着替えてる最中に突然具合が悪くなる人は、おそらくもう限界です。
今の職場で働くというのを、無意識に身体が拒んでいる状態でしょう。
筆者も仕事の日は毎朝吐き気がおさまりませんでした。
職場の人と関わると具合が悪くなる
職場の人と話していると具合が悪くなるという人は、特に人間関係が原因で限界を迎えている可能性が高いです。
そもそも工場勤務を選ぶ人は、そこまで人との関わりをもつとは思っていない人が多いです。
そんななか、面倒な人たちと話していると段々具合が悪くなってしまいます。
常に辞めたいと考えている
常に辞めたいと考えてしまうのは、限界のサインです。
定期的にではなく、毎日、休みも関係なく辞めたいと思っている人は、相当なストレスが溜まっている状態。
早い段階で対策をしなければ、今後の社会人生活に影響が出てしまいますよ。
工場勤務でうつ病な場合の解決策
工場勤務でうつ病な場合は、早く対策をして下さい。
具体的には以下のような方法があります。
- まずは転職活動をしてみる
- 上司に相談して休みを取る
- 病院を受診してみる
まずは転職活動をしてみる
おそらくあなたは、今の職場にはもう限界だという気持ちを抱いているでしょう。
もちろん、それでも辞められないこともありますよね。
でも、今より条件のいい仕事なら転職もありではないでしょうか?
それに、転職活動をとりあえずしてみるだけでも気持ちが楽になります。
なぜなら、「どうせ辞めるし」という気持ちを持つことができるから。
辛い人は、転職をすぐにするかどうかは置いといて、まずは転職活動を始めてみましょう。
上司に相談して休みを取る
リフレッシュとして休みを取ることで、気持ちが楽になることもあります。
上司に相談して、精神的に辛い旨を伝え、まずは数日休みを取りたい旨を伝えましょう。
ちなみに、もし理由を伝えても休ませてくれないならそんな会社はブラックです。
退職代行でも使って明日からでもいかないほうが、あなたのためになりますよ。
病院を受診してみる
筆者はまずは病院にいってみました。
仕事にいこうがいかまいが、体調に影響が出てしまっていたからです。
しかし、なかなかいい薬に出会うことができず、1年以上悩まされました。
ちなみに今でも薬は飲んでいて、現在3年ほど服用しています。
軽い段階で病院にいっておけば、長引いたりひどくなったりするリスクは減るので、違和感を感じたら精神科などを受診しましょう。
まとめ
今回のまとめです。
工場勤務では、メンタルが限界になりやすいです。
筆者は工場勤務を3社経験しましたが、必ずと言っていいほど何人かはうつ病でした。
うつ病になると出勤が数ヶ月できなくなることもあるし、波があって定期的に具合が悪くなることもあります。
そんな、苦しい生活は送りたくないですよね。
遅くなる前に、早めの解決策を、ぜひ実施してみて下さい。
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