早めに行動を!工場勤務の将来に不安を感じる時の対処法5選

結論、工場勤務ではよほど昇格しなければ、あなたが思っている不安は消えることがありません。

年をとってから取り返しがつかなくなる前に、今のうちから対策をしましょう。

本記事では、工場勤務歴10年の筆者が、工場勤務だと将来が不安な理由と対処法をご紹介します。

工場勤務で漠然とした悩みや、特定の悩みをもっている人は、ぜひ参考にして下さい。

工場勤務の将来が不安な理由

工場勤務の将来は不安です。というか、かなり危険です。

理由は以下のとおりです。

給料が上がらない

工場勤務は給料が上がりにくいです。

なぜなら、明確な評価基準もなく成果も出しにくいから。

よほど昇格していれば別ですが、そうでなければ残業や夜勤などの手当にしがみつくしかありません。

ちなみに工場勤務の給料が低い理由に関しては以下の記事をご覧ください。

『食品工場の給料は基本的に安い【一部例外あり】低所得から抜け出す対策を解説』

そして夜勤の辛さに関しては次の記事を参考にしていただければと思います。

『【実体験あり】食品工場の夜勤がきつい理由と対策を紹介』

いつまでも肉体労働

肉体労働に関しては、昇格してマネジメントに移れば大丈夫ですが、基本的にほとんどの人は何歳になっても肉体労働です。

評価を貰えて上司にならなければ、60歳になっても8時間立ちっぱなし、30キロくらいのものを運ぶみたいなこともザラにあります。

肉体労働を定年まで続けるというのは、考えただけで苦痛になるのではないでしょうか。

周りから見下される

工場勤務は周りからかなり見下されます。

3kとか低所得とか底辺なんて思う人が多いのが実際のところ。

もちろん、全てがその通りではないですが、周りから下に見られ続けるというのは気分が悪いですよね。

ちなみに工場勤務で恥ずかしいと感じている人は、以下の記事を参考にして下さい。

『工場勤務はなにが恥ずかしいのか！バカにされない対処法を解説』

だめな人が多い

工場勤務ってだれでもできると思われがちだし、もしかしたらあなたも、簡単そうだからと思って入社したかもしれません。

事実、筆者の経験上でも工場くらいなら自分でもできるかもしれないと思って入社してくる人が多いです。

そんなやる気のない人ばかりが面接にくるため、面接官も半ば諦めで妥協してだめな人でもどんどん入社させます。

だめな人を入社させた結果、尊敬できる人もいない、ミスばかりするような現場ができあがり、あなたはかなりのストレスが溜まってしまいます。

ちなみに工場勤務のだめな人に関しては、以下の記事を参考にして下さい。

『食品工場勤務は頭おかしい人が多い？！実際に10年勤務してわかったこと』

暇な仕事に慣れてしまう

工場勤務って暇なタイミングも結構あります。

仕事も単調だし、スキルも身につきません。

そんな、成長できない環境にいると、もし転職をしたり会社が潰れたりなど、他の企業にいった場合に物凄く苦労します。

なぜなら、年齢だけ上がって能力は新卒と同じだから。暇な環境に慣れてしまい、アピールできるスキルがないと採用すらなかなかもらえないこともありますよ。

ちなみに工場勤務が暇だと感じている人は、以下の記事を参考にして下さい。

『工場勤務が暇すぎる場合の暇つぶし方法！今後の対策も紹介！』

工場勤務の将来が不安な場合の対処法

工場勤務の将来は危険との隣り合わせです。

そんな工場勤務の将来が不安な人の対処法は以下のとおりです。

工場勤務以外に転職する

転職って面倒にかんじるかもしれませんが、工場勤務以外で仕事を探すというのは一番のおすすめです。

あなたは、今の会社でスキルが身につけば安心しますか？5000円昇給したら安心しますか？

きっと、すでに不安で不安でしょうがないですよね。

転職して良いんだよという一言を待っている状態かもしれません。

もしもあなたが30半ばくらいまでの年齢であれば、今からでも未経験職種で活躍することは十分に可能です。

副業を始める

将来のスキルやお金に不安があるのなら、副業を始めてみるのもおすすめです。

最近では、副業へのハードルはかなり低いため、だれでも即日から取り組むことができます。

筆者もライターとして副業をしましたが、多い月では本業と別に25万ほど稼ぐことができました。

もちろん、副業で培ったスキルを活かして、フリーランスとして年収1,000万なんて人も少なくありません。

ただし、副業で稼ぐためには本業以上の努力が最初は必要です。最初は見合った報酬がもらえない、ということを念頭に入れて始めてみて下さい。

資格を取得する

将来への不安は、資格取得で解決する部分もあります。

たとえば、工場勤務ならフォークリフトや電気技能士など特別な資格をとることで、報酬がアップしたり昇格しやすくなったりすることもあります。

たとえ会社でとらせてもらえなくても、将来への投資として資格勉強をしてみるのはおすすめですよ。

現場ではなく営業などに異動

現場のままだとおそらくいつまでたっても不安は拭いきれません。

しかし、営業や総務では、それなりに特化したスキルが必要になってきます。

もしあなたの会社で営業や総務が足りていないのなら、チャンスだと思って下さい。

たとえば、営業をできるようになりたい、売上を自分で取りに行きたいなどと言って異動することで、スキルも身につくし現場よりは給料が上がりやすくなります。

昇格してポジションを確立する

あなたにやる気があるのなら、昇格してマネジメントなどのポジションについてください。

もちろん、部下の教育や書類作成などは増えますが、肉体労働を定年までやったり、低収入が不安だったりすることはなくなります。

また、先ほどもお伝えしたように工場勤務はやる気のない人が多いので、あなたが本気で取り組めば昇格することも無理ではありません。

まとめ

今回のまとめです。

工場勤務の将来が不安な気持ちは、筆者は痛いほどわかります。

なぜなら、10年勤務して最高責任者になっても不安だったからです。

• 急に仕事がなくなったらどうしよう
• 不景気で給料が減ったらどうしよう
• 転職する場合年収は上がるのだろうか

こんな不安をいつまでも持ち続けていました。

正直、本記事を読んでいるあなたには、不安な毎日を送るのではなく、安定して安心した毎日を送ってほしいです。

安心した毎日を送るためにも、自分には工場勤務くらいしかできないなどとは思わず、他の仕事も検討してみて下さい。