工場に転職したけど毎日がしんどいです。給料も少ないし、やりがいも感じられません。もしかして失敗だったんですかね?
結論、工場転職しても向いてない人にとってはかなり失敗だと感じることが多いです。
- やりがいなし
- 給料低い
- 思ったよりも重労働
こんなことが理由で辞めてしまう人は少なくないです。
本記事では、工場勤務歴10年の筆者が、なぜ転職に失敗してしまうのか、失敗な転職をしないためにはどうすれば良いのかを解説します。
今の職場に満足していない人は、ぜひ参考にして下さい。
ちなみに、工場勤務に向いている人については、以下の記事を参考にして下さい。
『【食品工場責任者からの目線】向いている人の特徴はこれだ!』
Contents
工場転職で失敗だと思う理由
一言で失敗と言っても、どのような工場がしっぱいなのかは分かりにくいものですよね。
具体的には、以下のような場合は失敗だと思ったほうが良いです。
- 給料が上がらない
- いつまでたってもライン作業
- 明確な評価基準がない
- 社風が合わない
- 人間関係が良くない
給料が上がらない
あなたが何年か働いているのに給料が全く上がらない、もしくは、長年勤めている人の給料が低いのであれば、転職する企業を間違えたと思ったほうが良いです。
このまま続けていても、おそらくあなたの給料が上がることはないでしょう。
筆者も責任者になった会社で、2年目と8年目で給料が全く同じということがありました。
何年続けても給料が上がらないのなら、長く続ける意味ってないですよね。
また、工場で給料の良いところを探したい人は以下の記事を参考にして下さい。
『食品工場の給料は基本的に安い【一部例外あり】低所得から抜け出す対策を解説』
いつまでたってもライン作業
社員として入ったにも関わらず、いつまでもライン作業なら転職に失敗したと言えます。
遅くとも3ヶ月くらいしたらオペレーターを任されて、1年くらい経ったらマネジメントや業務に移れるようでなければ、いつまでもライン作業の可能性が高いです。
なぜなら、あなたがその工場に合っていないか、他にマネジメントする人がいるためあなたが昇格する隙間がないから。
昇格できなければ、仕事に対してのやりがいや、年収アップは見込めません。
また、ライン作業の辛さに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
『【工場勤務10年】でわかった!ライン作業は向いてない人には地獄!』
明確な評価基準がない
評価基準がない工場というのは、なるべく避けたほうが良いです。
なぜなら、なんとなく毎日を過ごして全く評価されないということがあるから。
- 〇〇ができたら給料を上げる
- 〇〇な実績を出したら昇格させる
このような評価基準のあるところを、なるべく探したほうが良いです。
社風が合わない
社風が合わないと、まずあなたが働きにくくてしょうがないです。
自分の正しいと思うものがダメだと言われたら、少なからず落ち込んだり嫌な気持ちになったりしますよね。
しかも人間は簡単には変わらないので、社風が合わない=いつまでたっても仕事で成果がでないというのに繋がります。
人間関係が良くない
工場は人間関係の悪いところが多いです。
なぜなら、頭おかしい人とか陰湿なおばさんが多いから。
なかには人間関係の良い職場もありますが、なんとなく肌感でこいつらとは合わないと思ったら、転職に失敗したと思って大丈夫です。
また、頭のおかしい人やおばさんに関しては、以下の記事で解説しているので参考にして下さい。
『食品工場勤務は頭おかしい人が多い?!実際に10年勤務してわかったこと』
工場転職で失敗しない方法
工場勤務の転職で抑えておくべき失敗しない方法は、以下のとおりです。
- 工場見学をさせてもらう
- 成長とともに変わる仕事内容を聞く
- 自分がなにを求めているのかを明確にする
工場見学をさせてもらう
面接や募集内容だけでは、会社の雰囲気やリアルな仕事内容は頭に浮かびません。
そこで、工場見学を申し出てみて下さい。
基本的に工場見学をしたいと言って嫌がる人はあまりいません。
前向きに考えているんだと捉えてくれて、快くオッケーしてくれるところが多いです。
仮に工場見学が出来なくても、ビデオなどで作業風景を見せてもらうだけでも、面接だけよりは十分な情報が入りますよ。
成長とともに変わる仕事内容を聞く
あなたはおそらく、最初は平社員から入ると思います。
しかし、作業をしっかりやっていれば、いずれ上司という立場になることも当然あるでしょう。
そんなとき、思ってた仕事内容と違ったとなると、昇格したのに仕事が嫌になってしまいますよね。
仕事を続けていけるかの判断のためにも、仮に昇格したらどのような仕事内容に変わるのかを聞いておくことは大切です。
ただし、昇格した場合の仕事内容を聞く場合は、前置きとして「昇格して貢献したいと思っている」と伝えましょう。
なにも伝えずに昇格の話だけすると、目の前の仕事すら見れない人だと思われかねません。
自分がなにを求めているのかを明確にする
転職で失敗したくないなら、自分の求めているものをはっきりさせてください。
- やりがいはいらないから金がほしい
- とにかく楽な仕事をしたい
- 昇格してバリバリ働きたい
求めているものによって、どんな会社でどんな規模のところに転職するのかは大きく変わります。
会社の規模もそうですし、自社製品なのか業務委託なのかによっても大きく変わるもの。
求めているものを紙に書き出して、実現できる会社はどんなところなのかをはっきりさせることが大切です。
工場転職で失敗しないための考え方
工場勤務の転職で失敗しないためには、これからご紹介する3つの考え方が大切です。
- やりたいことを明確にする
- 自分の得意不得意を明確にする
- 将来どうなりたいのかを明確にする
やりたいことを明確にする
あなたは仕事でなにがやりたいですか?
- 指示を出されたとおりにおこなう作業員
- 自分で考えて行動できるプレイヤー
- 人をコントロールするマネジメント
筆者の場合は、とにかくマネジメントがしたかったです。悪くいうと作業に入りたくない、良くいうと会社の利益に貢献したかったからです。
もちろん、作業員でも貢献は十分できますが、現場をまとめた結果出た成果というのは、達成感があります。
あなたがやりたいことを明確にすると、どんな仕事につけば良いのかがわかってきますよ。
自分の得意不得意を明確にする
仕事を選ぶ上で、得意不得意は必ず明確にしておいて下さい。
特に重要なのは、不得意です。
不得意なものを明確にしておかないと、転職してもこんなはずじゃなかった、失敗だ、と思ってしまうことが多くなります。
不得意な仕事ばかりで足を引っ張っていては、結果も出せないし自分自身も働きにくいですからね。
将来どうなりたいのかを明確にする
あなたは将来どうなりたいですか?
なんとなく働いて生活できるお金を貰えれば良いのか、やりがいをもって高収入を得たいのか。
上記の2つは対極な話ですが、自分がどうなりたいのかを、なにかにズラッと書き出してみるのはおすすめです。
- 年収
- 役職
- 仕事内容
このへんをしっかり考えることで、どんな企業に就職すれば良いのかが明確になりますよ。
工場勤務以外の転職もある
あなたは今、工場勤務をしていて失敗だと感じているでしょう。
他にもっといい工場に転職すれば良かった、なんて考えているのではないでしょうか。
そこで質問です。なぜあなたは工場勤務を選んだのですか?
- 工場勤務しかできそうもないから
- 続けていれば給料上がると思っているから
- 人と関わらなくて済むから
- 楽そうだから
残念ながら、どれも答えはNOです。工場勤務はほとんどが続けていても昇給しないし、肉体労働だし、パートの管理は大変です。
それに、あなたに向いている仕事は他にも絶対あります。
たとえば未経験でもプログラミングを40くらいから始める人もいます。40から営業を始める人もいます。
自分の限界やできるものを、凄く狭い範囲で見てしまっているだけなのです。
給料ややりがいを求めているのなら、他にもたくさんの仕事があるので、ぜひ検討してみて下さい。
もし転職活動に興味があるなら、下にあるマイナビエージェントについて詳しくまとめた記事もご覧ください。
まとめ
今回のまとめです。
工場勤務で失敗したと思う人は多いです。
筆者の経験上、「この会社は失敗だった」って言って辞めて、次の工場勤務でも「失敗だった」って言う人はかなり多いです。
つまり、工場勤務が向いていないということですね。
工場勤務で失敗したと思っているあなたは、そもそも工場勤務が向いていない可能性が高いので、他の仕事を検討してみるという選択肢も持ってみて下さい。
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