工場勤務のいいところってどこ?なんか閉鎖的でイメージが湧かないんだけど。
こんな疑問にお答えします。結論、工場勤務は時間が安定しているため、プライベートが充実します。
この記事では、工場勤務のメリットデメリットと、良い工場にはどうやっていけば良いのかを解説します。
工場を3社経験した筆者が解説するので信ぴょう性はあると思いますよ。
Contents
工場勤務のいいところはワークライフバランスが保てる
工場勤務の一番のいいところといったら、やはりワークライフバランスが保てるということです。
ワークライフバランスとは、仕事とプライベートの時間がバランスよく確保できること。
後述しますが、当然だめな工場を選んでしまうと残業毎日3時間、土曜休日出勤で全然プライベートがないなんてことにもなりかねません。
しかし、ちゃんと正しい工場を選べば、土日の休みもしっかり確保できて、夜勤もなく、トラブルさえなければ定時で帰ることができるようになります。
さらに残業がないからといっても、毎年の昇給により、続けていけば勝手に給料は上がりますからね。
工場勤務のデメリット
工場勤務のデメリットは以下の通りです。
- 同じことの繰り返しで飽きる
- やりがいが少ない
- 時間がたつのが遅い
特に筆者は「まだ定時にならないのかぁ」と思うことが多いです。
同じことの繰り返しで飽きる
工場ってライン作業や同じことの繰り返しが多いです。
なぜなら、大量生産しているため、1つのものを何千何万と作らないといかないから。
なにも考えずにずっと同じことを繰り返すのは、苦痛と感じる人にとっては地獄のような時間です。
また、工場勤務のライン作業に関しては【食品工場1勤務10年】でわかった!ライン作業は向いてない人には地獄!で解説しています。
さらに飽きた場合の対処法はこちら↓↓
工場勤務は飽きる!昇格か別の転職をおすすめできる人を紹介!【実体験あり】
やりがいが少ない
同じことの繰り返しだとやりがいを感じません。
自分で色々考えて、試行錯誤するのが好きな人にとっては、やりがいがないというのは大きなデメリットです。
また、そんなつまらない毎日を解決するには部署異動や昇格してマネジメントをするのがおすすめです。
詳しくは【現役製造業責任者が解説】つまらない毎日を解決した1つの方法で解説しています。
時間がたつのが遅い
単純作業で同じことの繰り返しだと、時間がたつのが遅く感じます。
特にそこまで忙しくないポジションにつくと、楽な分「まだこんな時間?!」と思うことも少なくありません。
たとえ定時で終わっても、時間がたつのが遅く感じることによって意外と身体は疲れるものです。
工場勤務のメリット
工場勤務のメリットは以下の通りです。
- 単純作業ですぐに覚える
- ローテーションが多いところもあるので気分転換も可能
- 休みが安定している
ワークライフバランスの他にも、即戦力になれるというのは大きなメリットですよね。
単純作業ですぐに覚える
工場勤務の仕事はわりと単純作業が多いです。
袋に詰めるだけとか製品並べるだけとかってのがほとんどです。
新人はまず、そのような単純作業を覚えるところから始まりますが、基本は誰でもできるため1人としてカウントしてもらえるのが早いですよ。
一人前と思われることは悪い気はしないですよね。
ローテーションが多いところもあるので気分転換も可能
先程デメリットでお伝えしましたが、工場勤務は同じことの繰り返しで飽きます。
しかし、工場によっては1日のなかでポジションをローテーションしてくれるところも少なくありません。
ローテーションする理由は、色んなところを覚えてほしいというのもありますが、作業員の負担軽減に対する企業側の配慮でもあります。
ローテーションがあるだけでも、時間がたつのが意外と早く感じることも多いですよ。
休みが安定している
工場選びにさえ失敗しなければ、休みや残業が安定していて、ワークライフバランスが保てるところは工場には多いです。
基本工場はトラブルもそこまで起こらず、パツパツの生産を組んでいるところでなければ定時で終わるような生産予定を組んでくれています。
仕事終わりのプライベートや、土日のプライベートを重視したい人にとっては最高の環境ですよね。
工場勤務のいいところを見分ける方法
工場勤務で、どんな選び方をすればいいところにいけるのかをご紹介します。
ただし、人によっていいところの基準は違うので
- 給料
- 自由
- 人間関係
以上の観点からお答えします。
給料をとるなら大手
工場勤務の給料は比較的低いところが多いです。ただの作業員だと、月給17万なんてところも珍しくありません。
ただし、管理者や役職が付くとかなり給料は上がります。
しかし、誰もが管理者になれるわけではないので、一般作業員としてそれなりの給料を貰いたいなら大手で働くことが大切です。
筆者も大手の経験はありますが、月給30万ほど、ボーナス100万ほどというのはザラにあります。
ただ大手は夜勤が付きもの。夜勤をすると夜勤手当でプラス3万とかは付きますが、夜勤が嫌な人は大手は向いていませんね。
自由をとるなら自社製品の会社
自社製品を作っている会社は、納期にうるさくないところが多く、わりと自由にできるところも少なくありません。
筆者の経験では、トラブルがあったけど残業ではなく生産を減らして対応とか、ルールが厳しくなくて自由にできるとかでした。
ただし、自由な分不明確なところもあるので、疑問を持ったら上司に相談してみることが大切です。
面接で課題が人間だと言っていないところ
面接で人間が課題だと言っているところはあまりいいところではありません。
なぜなら、課題の理由は
- 人間関係が悪い
- ルールを守ってくれない
- やる気がない
などだからです。
そんな環境で働いている人もいますが、端からわかっててそんなところで働きたくないですよね。
あなたも仕事に対する意識が低いのであれば構わないですが、やる気があるのであれば転職してもストレスになるのでやめておきましょう。
工場勤務のいいところまとめ
今回のまとめです。
工場勤務のいいところはワークライフバランスが保ててプライベートが充実するということ。それが一番です。
また、筆者はワークライフバランスが保たれた状態でも役職者で年収が700万ほどありました。
当たりの工場にいけば、底辺なことになることはありませんよ。
ちなみに工場勤務はよく底辺と言われますが違います。詳しくは【工場勤務10年でわかった】底辺といわれるけどメリット満載!で解説しています。
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