- この記事でわかること
- 工場勤務の底辺と言われる実態
- 工場勤務をするメリット
- 工場勤務でも底辺じゃないところは沢山ある理由
工場勤務って底辺だと思われてる部分がありますよね。
底辺なんて言われてると、気になってても結局転職するのに一歩が踏み出せないこともあるでしょう。
結論から言ってしまうと、工場勤務は底辺と思われがちですが実際そんなことはありません。
そこでこの記事では、底辺と言われる理由を交えながら、実体験に基づいて工場勤務の良さをお伝えしていきます。
この記事を読むことで、工場勤務が底辺ではない理由がわかります。
工場勤務が底辺と聞くから転職しようか悩んでる人はぜひ参考にして下さい。
工場勤務にしようか悩んでいるけれど、自分の適性がわからない人は適性診断をおこなってみましょう。
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これらを使うことで、5分で自分の適性がわかるだけではなく、転職活動もおこなえてしまいます。転職活動をしているだけで心のゆとりができるため、まずは一歩を踏み出してみましょう。
Contents
工場勤務が底辺だと言われる理由
まずは工場勤務が底辺と言われる一般的な内容をご紹介します。
ただ、それだけではこの記事を読む意味は全くないため、10年間勤務してわかった実際のところもお伝えしていきますね。
工場勤務が底辺と言われる理由はこんな感じ
- 3K(危険・きつい・汚い)
- 経験不問
- 給料が低い
3K
工場と聞いて最も思い浮かぶのが、危険・きつい・汚いの3Kだと思いますが、実際のところはそんなこともありません。
危険に関しては、労働災害を減らすためにどの企業も安全を第1に考えた取り組みを積極的におこなっているため、昔のような刃物むき出しとかそういうのはないです。
ただ、ルールを破って行動すれば危ないものは沢山ありますが。
きついに関してはぶっちゃけブラック企業かどうかが重要なポイントなので、工場だからきついとかっていうのはあまり感じません。
むしろ場所によっては軽作業でめちゃ暇!みたいなとこもありますよ。
汚いに関しても、企業によります。しかし、基本的にはクリーンな環境で働くところが多く、行政の監査でも突っ込まれるから基本きれいにしてるところが多いです。
車の工場とかだとある程度油汚れがついてしまうことはありますが、多くの人が思ってるような身体中ベトベトみたいなことはまずありません。
以上のように、3Kに関しては時代と共にかなり改善されており、働いてる人が実際に3Kだなぁと感じることはほぼないです。
経験不問
工場勤務は経験のいらないところが多いです。今まで事務にいた人とか、配達やってた人とか、結構いろんな経歴を持ってる人がいます。
経験いらないなら底辺じゃんって思う人多いと思うけど、じゃあ考えてみてください。
経験がどうしても必要な仕事ってそんなに多いですか?例えば事務や開発、ルート配送、営業。これらって経験いらないですよね。
未経験でも雇ってくれる職種って沢山あるのに、工場勤務だけ経験不問だから底辺っていうのは、そもそもがおかしいと思います。
ちなみに工場勤務には向き不向きもあります。詳しくは下記の2つの記事で紹介しています。
【食品工場1勤務10年】でわかった!ライン作業は向いてない人には地獄!
給料が低い
工場は年収が低いと思われがちですが、実は年収高いです。
大きい工場ほど若年層のときは低く年齢や勤続年数とともにどんどん上がっていきます。
ちなみに大きい工場じゃない場合は、上がり幅は出世によりけりですが、最初から手取り30万とかも可能です。
当然その背景には夜勤があったり残業があったりということもありますが、初月30万はなかなかの高さですよね。
裏付けとして、厚生労働省の調べでは、日本のサラリーマンの平均年収が440万、工場勤務の平均年収は520万となっており、低くないことがわかります。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/dl/13.pdf
平成30年賃金構造基本統計調査の状況|厚生労働省
給料低そうだから辞めとこうかなって思ってる人は、一度求人見てみるとかなり高いものもあるので考えが変わりますよ。
求人をチェックするなら、工場専門の転職エージェントよりもマイナビエージェントの方が、筆者も実際使ってみてよかったですよ。
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また、給料が低いと一生続けられるのか不安ですよね。そんな人は、【歴10年】一生工場勤務は嫌だと思った!これまでの経験とこれからの対処法を参考にして下さい。
工場勤務は底辺ではない!メリットを紹介
工場勤務が底辺って言われる理由と、実際のところはそんなことないよっていうのは理解できたと思います。
実際に工場勤務で働いてる人で前職のほうが最悪だよって人はめちゃくちゃ多いですしね。
しかも、工場勤務は実はかなりメリットがあるんですよね。
- 出世しやすい
- ワークライフバランスがとれる
- 手に職がつく
マジでおすすめな内容なんで順番に解説します。
出世しやすい
工場勤務はかなり出世しやすいです。自分は入社して半年で責任者になって、年収200万以上、上がりました。
なんで出世しやすいのかっていうと、出世に対するモチベーションが低い人や、そもそも仕事がそんなに好きじゃない人が多いから。
だからあなたがもしも前向きに仕事に取り組みたい人なら、出世して年収爆上がりなんてことも可能ですよ。
ワークライフバランスがとれる
工場勤務って場所にもよるけど残業や休日出勤が少ないところが多いです。また、たとえ多くても強制ではなくて「ちょっと今日は…」っていう日は断れるところがほとんど。
つまり、プライベートを重要視してる人とか、予定がある日は定時で帰りたい人とかには最高の環境です。
なかなか残業続きでまともにプライベートがとれないサラリーマンとかと比べると、しっかりお金ももらえてプライベートも充実する工場勤務は魅力的ですよね。
手に職がつく
工場は単純作業しかしないようにも感じますが、意外とスキルが磨かれて将来的に有利になることもあります。
筆者の場合は食品工場だったけど、機械のメンテナンスで工具使ったり機械の図面見たりしたので、将来的にエンジニアとかっていう選択肢もできました。
それに、工場から工場に転職するときも経験値があるので楽にこなせるようになります。
工場勤務自体は良いんだけど、今の工場は辞めたいみたいな場合でもすんなり辞める決心ができますよ。
工場勤務で手に職をつけることで、転職先でやっていけるかなっていう不安は大分解消されます。
工場勤務で底辺な仕事に就かないためには
工場勤務は決して底辺ではありませんが、底辺になりうる場合もあります。
それは、あなたが全然仕事ができない場合または工場の仕様上めちゃくちゃ簡単な仕事だけで全くスキルが身につかない場合です。
そんな風にならないためには、以下の部分に気を付けた転職が大切。
- 大手企業を狙う
- 自分の経験が活かせるところを狙う
- ブラック企業を見極める
大手企業を狙う
大手企業の工場勤務をすると、最初は簡単なところからだけど、そこがちゃんとできていれば段々新しい仕事を任せてもらえます。
あなたの仕事への熱意やでき具合によるので、無理なく順調なステップアップができますよ。
それに、大手企業の場合希望さえあれば、しっかりライン作業を覚えた後に開発や品質管理など他の部署に移動することも可能。
三菱に勤めてるって言って底辺なんて思う人はいないですよね。周りからの見え方としても、大手企業はおすすめです。
自分の経験が活かせるところを狙う
自分の経験が活かせるところを狙うことにより、仕事が全然できなくて煙たがられるなんてことはなくなります。
工場勤務の経験がある人は同じようなジャンルにいくでも良いし、そうでない人は自分の私生活のなかからできそうなものを選んでみるのがおすすめ。
たとえば自分で車とかバイクをいじる人なら機械メンテナンスとか車の工場でも良いし、細かい作業が得意なら食品工場とかがおすすめです。
あなたの得意分野もしくは苦手ではない分野で仕事を選ぶことで、スキルが身につかなくて将来困るようなこともありませんよ。
ブラック企業を見極める
基本ブラック企業が一番の底辺だと思います。そのため、ブラック企業かどうかを見極めるというのはとても重要なポイント。
見極める上で大切なポイントは以下の通り。
- 求人票に福利厚生の記載がしっかりしてある
- 求人票に記載されている残業が20時間未満
- 風通しの良い職場とか書いてるところは要注意
求人票から基本的な会社の情報がわかるということは大切です。ここがうやむやにされてる時点でブラック企業の確率は上がるので要注意。
残業に関しては、基本工場だったら1日30分ほどとかくらいなら良いのですが、それ以上多い場合実際に入社してみたらめちゃくちゃ多い場合があります。
そして、工場に限らず「風通し・笑顔」とか書いてるところは気をつけましょう。
具体的な内容を記載せずに、なんとなく書いてるところは統計的にもブラックが多いです。
ちなみに工場には頭おかしい人が多いこともあるので、その辺も注意点です。詳しくはこちら↓↓
工場勤務は頭おかしい人が多い?!実際に10年勤務してわかったこと
まとめ:工場勤務は決して底辺ではない
今回は工場勤務は決して底辺ではない理由と、工場勤務の魅力をお伝えしました。
工場勤務って意外とお金ももらえてプライベートも確保できる最高の仕事だと思います。
ただし、やりがいを求めている人にはちょっと物足りなさがあるのがデメリットですね。
工場勤務のやりがいに関してはこちらのきじも参考にどうぞ↓↓
【現役製造業責任者が解説】つまらない毎日を解決した1つの方法
しかし、そうではなくメリットがでかすぎると思った人は、ぜひ工場勤務で活躍してみて下さい。
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